静脈内鎮静下での口腔外科手術について。
当院は開院させて頂いて2年を経過しました。
毎月100人を超える新規の患者さんに来院頂いており、和歌山では全域から、また県外からも多くの患者さんが症状の相談や手術の依頼、紹介にて来院されております。
最近は兵庫県や愛知の方も症例の相談にこられました。
私自身は、口腔外科を専門としており、主に手術を主体とした治療を行っています。それは、疾患を完全に治すということを重要視しているからで、そのためには外科処置が不可欠である症例が多いからです。全てが治癒する訳ではありませんが、患者さんが同意し一緒に頑張ってくれるなら、治癒する可能性が低くても、最善を尽くし、適切な手術をおこないます。
私自身、通常の歯科治療とは別に、ほぼ毎日10人を超える患者さんに術前診察や術後診察を行っています。そのため、待ち時間が1時間を超えることも多くあります。手術日は毎週、朝の9時半から19時30分まで、休みなく手術を行っています。それでも今は来年の1月末まで手術は予約で埋まっています。特に鎮静を必要とする症例については、予約がかなりとりずらい状態となっています。静脈内鎮静についても、私自身がかけて、手術、処置をおこなっています。
当院の待ち時間については、患者さんには申し訳ないと思いますが、口腔外科の基本として説明と同意が絶対です。私自身の実力が十分に発揮でき、それを患者さんに与えることができることが、最善であると考えています。そのため、説明の時間は短縮できません。
ただ、早く予約をとる必要がある患者さんについては、かかりつけの歯科医や医師に紹介状をお願いして頂き、電話にて紹介状があることを受付にお伝えください。当院は紹介状のある患者さんを優先して予約をとらせていただいております。
当院の診療理念は「正確な診断」「良質な治療」「適切な予防」です。
古風かもしれませんが、日々精進し、全ての物質が体内に入る入り口である重要な器官、口腔の専門医として日々勉強していきます。
当院をどうぞ宜しくお願い致します。
きもと歯科クリニック 木本栄司